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「スノーデン」 自らの倫理に従い正義を貫いた英雄

7月13日にDVDで
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◎「スノーデン」
(2016 米・独・仏 監督:オリバー・ストーン)
を見ました。
本作は、アメリカ政府が世界的に行っていた
違法な個人情報の監視及び収集
告発したスノーデン事件の顛末を実写映像化した作品。
スノーデンという凄く興味がある題材ながら、
オリバー・ストーンの監督作品ということで、
やたらと感情的だったり政治的になっていないかと懸念があったのですが、
そんな懸念は杞憂で、事件が誠実に描かれていました。
あまりの冷静さと静けさからオリバー・ストーンの深い怒りを感じました。
天才ハッカーとしてNSAやCIAで頭角を現すスノーデンが
自分が構築したシステムが無人虐殺兵器(ドローン)に使用されていたり、
アメリカ政府が無法に個人情報を収集していたりという現実に、
悩み苦しんだ末に祖国を裏切る決断をするに至る経緯が
凄く丁寧に描かれている、見応えのある人間ドラマでした。
本作は、映画として凄く面白かったですが、
やはり気になるのは現実社会の方
スノーデンの告発を受けて世界は今どうなっているのか。
まぁ、個人情報の違法収集はもうどうにもならんかと思います。
アメリカも中国もロシアも絶対隠れてやりよるし。
日本人として最も気になるのは、日本の重要インフラのシステムに
アメリカがマルウェアを仕込んでいたという事実。
日本がアメリカに敵対するようなことがあれば、
アメリカにより日本の社会システムはダウンさせられてしまいます。
日本政府は既に対策を行っているのだろうか?
多分、何にも対策してないんじゃないかなぁ。
政治家も官僚も「日本がアメリカに敵対することなんかないし」とか
シレッと思っていそうで怖い
世界は確実にディストピアへ向かってるなぁ。

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