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「BAD CHILD」 大人はみんなクルッテル

6月28日にDVDで
バッド・チャイルド.jpg
◎「BAD CHILD」
(2013 日本 監督:佐藤慶紀)
を見ました。
何の予備知識も無いまま、ジャケ借り
なんか松村克也「オールナイト・ロング」みたいな作品かなぁと。
本作は、名門高校に合格した少年が、彼女を妊娠させたり親に反抗したりしながら、
アウトローな社会に入ろうとするクライム・ドラマ、ってな入りで
狂った少年の暴走を描いた作品と思いきや、
静かに狂った大人の狂った言動に振り回される少年の物語
劇中、最も狂いたかったはずの少年が結局一番マトモで、
劇中、最も常識的な行動を取っていた大人が最も狂っている。
思春期のちょっと悪びれた少年の底の浅い悩みなんて、
日々の暮らしの中で闇を深めている中年の絶望には敵うはずも無し。
♬大人はみんなクルッテルー♬ ♬クルッテルから生きてんだー♬
ジャケットから受けた印象とはまるで違う映画でしたが面白かったです。
クライマックスの長回しの場面に緊張感と迫力がありましたし、
五月雨式に破綻を受け入れていくラストシーンが良かった。

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