0コメント

「太陽の下で 真実の北朝鮮」 太陽の楽園という名の強制収容国家

6月19日にDVDで
太陽の下で.jpg
◎「太陽の下で 真実の北朝鮮」
(2015 チェコ・露・独・ラトビア・北朝鮮 監督:ビタリー・マンスキー)
を見ました。
本作は、北朝鮮から台本を渡され映画制作を依頼された
ロシア人監督が北朝鮮の理想的な家族の姿を描くように見せかけて
撮影の裏側を隠し撮りした映像で構成されたドキュメンタリー作品。
北朝鮮が外国人に自国を見せる時は、
徹底的に管理した上で演出することはみんな知っていることですが、
それをどのように指示しているかが本作でよく分かります。
下手すれば暗殺されかねないような映画を撮影し
世界で公開した本作の監督の勇気に敬服します。
しかし、贅沢を言えば、もっと裏側が見たかった
本作で映し出されるのはあくまで演出された表向きの北朝鮮の姿。
演出している場面は見ることができますが、真実の姿を見ることはできません。
「真実の姿」について、テロップでの説明のみというのは少し寂しかった。
本作で見るべきシーンはラストシーン
てかラストシーンさえ見れば他の部分は特に見る必要も無いくらい。

主人公を演じる北朝鮮の少女。
撮影へのプレッシャーからか泣き出してしまいます。
泣き止ませるためにスタッフが「好きなものを思い浮かべて」と話しかけると
少女はただただキョトンとするだけ。
「じゃぁ、好きな詩は?」と聞くと、
明るい顔に戻り金正恩を讃える詩を朗々と詠い上げる少女。

その健気な姿の背後にあるおぞましい闇に憤りを感じました。
ほんまなんとかならんのか!

この記事へのコメント