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「高慢と偏見とゾンビ」 ゾンビ設定が独特で、理解に苦しむ

5月27日にDVDで
高慢と偏見とゾンビ.jpg
◎「高慢と偏見とゾンビ」
(2016 米 監督:バー・スティアーズ)
を見ました。
本作は、イギリス恋愛小説の古典「高慢と偏見」
ゾンビをブレンドした小説「高慢と偏見とゾンビ」の実写映像化、
とのことですがKIN-Gは原作も原作の原作も未読なので、
ちょっと変わったゾンビ映画としてフラットに鑑賞。
18世紀のイギリスを舞台に、
貴族との結婚を夢見るゾンビハンター五姉妹の恋と冒険の物語、
って次女以外ほとんど活躍しませんが。
ゾンビアクション映画としてはそこそこ楽しめましたが、
KIN-G的には本作のゾンビの設定が腑に落ちなくて
釈然としない気持ちが最後まで違和感として残りました。
本作のゾンビはウイルスに感染してもすぐにゾンビになるわけでは無く、
人間の脳味噌を食べることでゾンビ化します。
豚の脳味噌を代用することで半ゾンビで維持することができます。
それなのに、近親者だろうが何だろうがゾンビに噛まれたら即殺害する
登場人物たちのあまりの情緒の無さに驚くやら呆れるやら。
ゾンビリベラル派的な登場人物が実は悪い奴だったという
物語の本筋は無理矢理納得したとしても、
あの半ゾンビとの和平に向けてのロードマップは正しいのではないか。
クライマックスでヒーロー的なキャラクターが、
半ゾンビに人間の脳味噌を喰わせて完全ゾンビ化させ、
全員ブチ殺す展開は如何なものかと怒りが込み上げました。
半ゾンビがゾンビを統率できるという設定もあやふややし、
そもそも半ゾンビがゾンビを率いて人間と戦う理由は?
(半ゾンビのリーダーの戦う理由は完全に私的理由)
半ゾンビのアイデンティティーは?
KIN-Gには理解できないことが多くて困りました。
戦いを描くなら何故戦うかをしっかりと描いてくれないと、
絵空事感が半端なくて醒めてしまいます。

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