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「聲の形」 40過ぎのオッサンの顔が涙でグシャグシャに

5月21日にDVDで
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◎「聲の形」
(2016 日本 監督:山田尚子)
を見ました。
本作は、同名漫画をアニメ化した作品、とのことですが、
KIN-Gは原作を読んだことが無く
予備知識無しでなんとなく鑑賞し始めました。
結果、涙でグシャグシャになるハメに。
本作は、小学生の頃に聴覚障害を持つ少女を虐めた少年が、
それが原因で中学・高校で孤立して人生と自分の過去に絶望し、
自分なりの贖罪を済ました上で自殺を試みるが死にきれず、
もう一度少女と話をしたいと願ったことをきっかけに
自分が失った人間関係と人生を取り戻そうとする物語
KIN-Gは、絶望の果てに希望を得る物語と、
徹底的な破綻の末に和解する物語が大好物なのですが、
本作はそのどちらの要素も入っていてツボ。
思春期の少年少女の葛藤を中心に据えているので、
甘いところはひたすら甘いのですが、
そこがまた感動のボルテージを上げてきて、
もうほんまたまらんようになってどうしようもなかったです。
加害者側の心情が繊細に描かれるので
被害者であるヒロインの天使過ぎる性格が
物語の邪魔にならずにどうしようもないやりきれなさを生み出します。
死すら覚悟した少年が控え目に真正面から問題を解決しようとする姿に感動。
人生において誰でも取り返しのつかないことはあるもので、
でもそれを忘れたふりして生きていくのが往々。
人に傷付けられた記憶よりも人を傷付けた記憶が本当に辛く、
償うことができないままずっと苦しみ続けることが多々。
本作が感動的なのは、そんな人生で一番辛いことを
解決する方法が提示されていること。
KIN-Gは本作をもう二度と見たくありません
でも一生忘れません。
本当に素晴らしい映画でした。

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