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「断食芸人」 70年代アングラ映画の肌触りが素晴らしい!!

5月10日にDVDで
断食芸人.png
◎「断食芸人」
(2016 日本 監督:足立正生)
を見ました。
本作は、日本赤軍のメンバーとして実際にパレスチナ革命で
戦士として戦った伝説の映画監督である足立正生が
不条理文学の文豪フランツ・カフカの同名小説を映画化した作品。
KIN-Gは極左翼が大嫌い
(山本直樹の「レッド」はめちゃくちゃ面白いけど
 読むと嫌悪感で吐きそうになる)なのですが、
1960年代から1970年代の日本のアングラ映画は大好きで、
一時期貪るように片っ端から見て、その面白さに震えました
極左思想が画面からビンビン伝わってくるものの、
気合いと真剣さに圧倒されてしまいました。
また、KIN-Gは思春期の頃にカフカの作品にどっぷりと浸かりまして、
全く意味も分かっていないのに、こちらも片っ端から読んで、
カフカ風の小説を書き続けていました。
そんなKIN-Gが本作を見たもんだから堪らない
シャッター商店街という日常の中の異空間を舞台に
70年代アングラ映画の肌触りの中、不条理が暴走する様に悶絶
映画が始まるや否や映し出される、
東日本大震災及び福島第一原発爆発の映像、
そして日の丸の前に立つ大日本帝国軍人と市井の人々。
思想が濃いぃわ!(by千鳥ノブ)
冒頭からの容赦の無い極左パンチに頭がフラフラ。
そしてその後に続けられる、
エロスと不条理と体制批判(軍国主義批判)にメロメロ。
特に、KIN-Gが過去に散々お世話になった薫桜子(愛奏)
おっぱいをぶん回しながら暴れまわる姿が本当に素晴らしかった。
薫桜子.jpg
足立監督には長生きして死ぬまでこんな映画を撮り続けて欲しいです。

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