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「ホドロフスキーの虹泥棒」 師匠っぽいイマジネーションがあちらこちらに

4月19日にDVDで
ホドロフスキーの虹泥棒.png
◎「ホドロフスキーの虹泥棒」
(1990 英 監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)
を見ました。
「ホドロフスキーの惑星」(2017.4.13の記事を参照下さい)の中で
話題になっていたのでその存在は知っていましたが、
日本では劇場公開されたことが無く、
ビデオもDVDも発売されていなかったので未見だった本作、
昨年日本初公開となり、今月DVDも発売されてようやく鑑賞。
ホドロフスキー師匠のメジャー初作品で、
師匠の作品としては珍しく有名な役者を起用した作品ながら、
プロデューサーの嫁はんが脚本を書いた、
完全に雇われ仕事な作品
しかしそこは師匠、
いつものいかがわしい魔術的な描写は無いものの、
人智を超えたイマジネーションがそこかしこに炸裂していて、
いかにも師匠らしいラストカットまで、
映像だけ見ていたら完全に師匠の作品であることがすぐ分かります。
しかし、物語に魅力はありませんでした。
主人公の言動に面白味がありませんし、
無理矢理盛り上げるクライマックスもどうでも良かったです。
物語自体は放っておいてでも、
序盤のイカれた金持ちの狂った日常や
川べりに蠢く奇妙な住人たちの狂騒的な日常といった
いかにも師匠っぽい部分をもっと膨らませて欲しかった。
そうしたら「リアリティのダンス」みたいな作品になったのに。

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