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「AMY エイミー」 人生そのものを削り取るような歌声に惚れる

3月27日にDVDで
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◎「AMY エイミー」
(2015 英・米 監督:アシフ・カパディア)
を見ました。
本作は、27歳の若さで亡くなったジャズ・シンガー
エイミー・ワインハウスの人生を追ったドキュメンタリー映画。
KIN-Gはこの人のことをまるで知らなくて、本作を見て初めて認識しました。
嫁が聴いてたのですが、てっきり昔のジャズ・シンガーだと思っていました
そういうわけでKIN-Gには本作が凄く新鮮でした。
てっきり妙齢の女性の歌声だと思っていたのが20歳そこそこの娘の声だったとは。
とにかくまずはエイミーの圧倒的歌唱力にシビれました
そして、その歌声が自らの人生を削り取るように発していることを知り、
表現者というものの業の深さと真っ当さに感動しました。
人生の選択を確実に誤ることでどんどんと不幸になっていく
エイミーの姿に胸を痛めながらも、
スターダムに伸し上がっていく様子に興奮しました。
しかし、それが更に不幸を増幅させていきます。
エイミーは次第にこの世ならざる者のような幽鬼のような姿に。
薬物に依存した人間の哀れさに、やりきれなさを感じました。
そして、自分の人生を削ってまでも表現していた
歌そのものを自ら拒否する姿に胸が締め付けられ、息苦しくなりました。
あまりに早熟の天才であったことがエイミーの不幸かも。
数十年先の円熟したエイミーの歌が聴きたかった。

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