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「クィーン・オブ・ベルサイユ」 人間という生き物の業の深さに散々笑った後に金って何やろとしみじみ

3月3日にDVDで
クイーン・オブ・ベルサイユ.jpg
◎「クィーン・オブ・ベルサイユ」
(2012 米・蘭・英・デンマーク 監督:ローレン・グリーンフィールド)
を見ました。
本作は、
無一文からリゾートマンションビジネスで大成功した大富豪デビッドと
田舎の才女からミス・フロリダになって
紆余曲折を経て大富豪の妻となったジャッキー、
二人の子供7人+1人、乳母、家政婦らの生活をありのままに映し出し、
超金持ち家族の超成金生活に密着したドキュメンタリー作品でして、
そのメインとなるのが、デビッドとジャッキーのあらゆるドリームを詰め込み、
ベルサイユ宮殿を模して設計された
アメリカで1番巨大な住宅(約8,500㎡の敷地)が建設される過程。
そのスケールのでかさに思わず笑ってしまうことしきり。
(KIN-Gが建てるマイホームの敷地の170倍)
また、アメリカン・ドリームを体現する大富豪でありながら、
そもそもが貧乏人だったジャッキーの庶民的な行動が面白く、
子供を本当に愛している子煩悩さが微笑ましくて、
そのギャップというかチグハグさに
ジャッキーのことが好きになりました
しかし、ベルサイユ建設途中で起こるリーマンショック
ここから、映画は栄光の記録から転落の記録へと大きく転換。
大きな負債を抱えてあらゆる資産を売却しながら生活する
大富豪家族の転落の様子が容赦の無い赤裸々さで描かれます。
KIN-Gは前半ですっかりジャッキーのことが好きになったので、
ジャッキーを心配してドキドキしていたのですが、
無軌道で天真爛漫で能天気で愛情に満ちたジャッキーの様子に
すぐにゲラゲラ笑いながら見ていました。
特に、飼っている子犬とニシキヘビが家の中で行方不明となり、
ジャッキーが涙目になりながら必死で子犬を探すシーンに爆笑。
本作を見て、人生の幸福にとって金持ちかどうかは関係無いんだなぁと
しみじみと考えてしまいました。
生活もできないような貧乏は不幸やけど、あとは同じ。
ただ、あったものを失う戸惑いを考えたら、
金持ちの方が心配事が多くて大変なのかもしれません。
でも、ジャッキーは多分どんな状態でも一緒やろうなぁ。
深刻な顔をしてても深刻さが伝わらない天性のオポチュニスト
KIN-Gはこういう人間が大好き
金持ちでも貧乏でもこういう人間はいつも楽しそうだから。

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