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「クリーピー 偽りの隣人」 前半までは傑作なのに!!

2月4日にDVDで
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◎「クリーピー 偽りの隣人」
(2016 日本 監督:黒沢清)
を見ました。
本作は、人を洗脳し自らは手を下さずに人を殺し続ける連続殺人鬼と
元刑事の犯罪心理学者の息詰まる攻防を描いたサスペンス映画です。
KIN-Gは黒沢清が苦手
(「蛇の道」は好き、「LOFT」はちょっと好きやけど、
 「CURE」も「カリスマ」も「回路」も「ドッペルゲンガー」も大嫌い)
なのですが、本作は北九州のあの事件をモチーフにしていると聞き、
興味が湧いたので見ました。
序盤のハッタリの利かせ方は流石で、グイグイ引き込まれました
そして、香川照之演じる連続殺人鬼が登場で映画のボルテージが一気にアップ。
香川照之の気持ち悪い演技が本当に最高で、
「うぉー!めっちゃ面白い!!」
KIN-Gのテンションは上がり続けました。
しかし、中盤を過ぎたころ、防音地下室の全貌が明かされた辺りから、
どうもおかしな空気が漂い始め、
警察や主人公が一人で防音室に立ち入っては罠にはまるという展開が
3度繰り返されるシーンに至っては、
「これは根本的に成立していない上に手抜きではないか」と
段々と腹が立ってきました
やっぱり黒沢清は広げた風呂敷を畳んでくれません
途中まで凄く面白いのに、最後にムカついてしまう、いつものパターン。
「CURE」みたいな荒唐無稽な洗脳じゃなくて、
もっとリアリティがある洗脳が描写されると思ったのに、
何じゃあの万能洗脳薬は。
ラストにもまるで納得いかないし、
やっぱもう黒沢清の映画は見ないでおこう。 

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